社長のごあいさつ
本日、2026年9月期第2四半期の決算発表を行いました。
「2026年9月期第2四半期決算短信」に記載の通り、当中間連結会計期間(2025年10月1日から2026年3月31日まで)における世界経済は、大きく景気の改善が見込めない展開が続いております。欧州は景気の不透明感、政治の不安定感等から消費の大きな拡大は実現せず、米国や中国も浮揚力を欠いた状況が継続しました。加えて、中東情勢の悪化による石油製品の品薄、高騰及びそれに伴う景気の下振れリスクが高まっており、先行き不透明感が更に増していると認識しています。
高級二輪乗車用ヘルメット市場は、上記の経済状況に加え、欧州の悪天候などがあり、中国を除いて前年度比減少傾向が続いております。当年度通期も、中国が比較的堅調な販売を続けるなか、欧州、日本を始めとする先進国地域の持ち直しを期待するものの、前年度を下回るリスクは高いとみられます。
当中間連結会計期間における日本及び海外を合わせた販売数量は、前年度比2.3%減となりました。欧州市場の販売数量は、消費の低迷が続いていることから、前年度比8.7%減となりました。北米市場の販売数量は、前年度比では34.6%減ですが、前年同期に売筋商品を多く出荷した反動減と一部出荷が翌月に期ずれしたためであり、北米における市場が悪化しているとの認識には至っておりません。予算対比では2.3%減にとどまりました。アジア市場については、中国市場においてブランド戦略を徹底した結果、前年度後半からの勢いが継続するなか、前年度第2四半期に一時的に販売に急ブレーキがかかった分の反動増が大きく、同市場の販売数量は前年度比71.1%増となったことから、アジア全体の販売数量も50.6%増となりました(予算対比では11.8%増でした)。日本市場の販売数量は、流通在庫の調整も一旦収束したことから販売も徐々に正常化するとみておりましたが、景気先行き不透明感から期待通りの販売増とはならず、まだ前年度比15.8%減となっています。
当中間連結会計期間の業績につきましては、販売数量こそ前年度比2.3%減少しましたが、円安効果等により単価が上昇した結果、売上高は15,002,726千円と前年度比440,563千円(3.0%)の増収となりました。製造原価はほぼ横ばいであったものの、広告宣伝費等の販売費及び一般管理費が増加し、営業利益は4,430,519千円と前年度比57,211千円(1.3%)の増益となりました。経常利益は4,543,590千円と前年度比200,436千円(4.6%)の増益、税金等調整前中間純利益は4,524,370千円と前年度比192,887千円(4.5%)の増益、親会社株主に帰属する中間純利益は3,145,288千円と前年度比104,553千円(3.4%)の増益となりました。
業績予想数値につきまして、現時点においては、2025年11月14日公表の当初予想を変更しておりません。今後の進捗状況を踏まえ、修正が必要な場合は、適時適切に開示させていただく予定です。
株主の皆様を始め、お客様並びにお取引先におかれましては、何卒より一層のご支援ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
2026年4月24日

株式会社 SHOEI 代表取締役社長
石田 健一郎